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 (脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・腰椎すべり症・慢性腰痛・筋膜性腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛)
  
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2020/2/14

腰痛について

 
《腰痛とは》
 
 ・まず、腰痛という言葉について説明します。腰痛には、
 
 腰椎分離症
 腰椎すべり症
 腰椎圧迫骨折
 坐骨神経痛
 ぎっくり腰      etc
 
上記のように様々な種類があります。それらの総称として腰痛と呼ばれています。
 
     
 
 
(腰痛の主な原因)

 ・一般的に腰痛の原因は、急な動作をした際に筋肉にキズがついたり、腰周囲の筋肉が疲労して凝り固まってしまったり、長時間背骨に負荷がかかったり、加齢による骨の変形だったり、内科的な問題(病気)だったりなどが挙げられますが、痛みの原因としては腰痛全体の15%程度しか明らかになっていません。
 
 ・私が今まで研究してきた腰痛の原因は大きく分けて2つあります。1つ目は、人間が二足歩行になったことだと思います。古来、四足歩行だった人間には高い知能があり、他の動物と比べると脳の重さがはるかに重かったため、頭部の重みを頚部のみで支える四足歩行から、頭部の重みを全身で支える二足歩行になったと言われています。そして、二足歩行になったことによって、両手が自由に使えることが出来るようになり、人類が発展してきました。
二足歩行になり、身体の中心に腰部があることであらゆる動きの基盤として腰部は常に活躍してきました。脊柱は頚椎(7個)胸椎(12個)腰椎(5個)の計24個の椎骨で形成され、第5腰椎は骨盤と連結します。脊柱の強度は頚椎<胸椎<腰椎の順番で強度は増しますが、強度の一番強い腰椎でも常に負担がかかることで、脊柱を支える靱帯・椎間板・その他の軟部組織・筋肉が耐えられなくなり腰痛へと繋がります。
 
  
  
         
 
 
 ・2つ目は、楽な生活環境だと思います。(舗装された道路、洋式トイレ、ダイニングテーブル、車、電動自転車、エレベーター、エスカレーター、etc例を挙げてはキリがない・・・)簡単に言えば下半身の筋力不足です。先ほど書きましたが、上半身で唯一骨盤と連結する腰部の基盤は骨盤にあります。その骨盤を支えているのが股関節周りを中心とした下半身の筋力とバランス力です。股関節から腰部の前面に付着し、腰部の前面を支える腸腰筋という筋肉の筋力低下、バランス力低下は腰痛の原因と密接な関係があります。
 
※舗装された道路⇒足を上げずにすり足で歩ける
※洋式トイレ、ダイニングテーブル⇒股関節を深く曲げることがない
※車、電動自転車⇒自家筋力での移動距離の低下
※エレベーター、エスカレーター⇒大腿部の筋力低下 etc
 
      
 
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