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 (脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・腰椎すべり症・慢性腰痛・筋膜性腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛)
  
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2020/4/10

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア
 
(椎間板)
 
・椎間板は上下の椎体と椎体の間に位置し、荷重による負荷を緩衝させるクッションとしての役割があります。椎間板は繊維に富む軟骨でクッションとなる繊維輪と、繊維輪の中に髄核というベアリングのようなもので形成されています。繊維輪はあらゆる負荷に対して緩衝しなければならず、非常に強い繊維で前方はやや厚くなってます。負荷に対応している繊維輪の形を維持し、軸を維持することで椎間板の強度が強くなりますのでベアリングの役割を担当している髄核は非常に重要です。
 
 
 
(症状)
  
・腰椎椎間板ヘルニアの症状としての特徴としてお尻、もも裏が痛い、足のしびれ、足に力が入らない、長時間座っていられない、前かがみになると痛いなどいわゆる「坐骨神経障害」が挙げられますが、重症になるとトイレが痛くて出来ないなどの「直腸膀胱障害」なども診られます。
  
  
 
 
・腰が痛い=椎間板ヘルニアと考える人は多いと思いますが、実際は腰の痛い原因がヘルニアによるものという症例は少ないです。1995年の国際腰椎学会で腰痛界のノーベル賞とも言われるボルボ賞を受賞した統計によると、腰痛のない人を集め、MRI検査をしたら、76%の人に「椎間板ヘルニア」が見つかりました。その後の研究では「椎間板ヘルニアが原因の腰痛」は全体の3%程度ということが分かっています。
  
・当院ではストレッチ、運動療法、手技療法、物理療法、中川式治療法で使われているストレッチベンチなどを患者さんの症状に合わせて選択し治療を行います。整形外科で手術しかないと言われた患者さんも当院で治療して症状が治まり、元気になられた方もたくさんいます。手術する前に是非当院での治療を受けてみてください。
 
 
 
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