2020/5/5
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有痛性分裂膝蓋骨 |
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分裂膝蓋骨とは 膝蓋骨の一部が分裂した状態で痛みをともないます。 分裂があるからといって必ず痛みを伴うわけではなく、無痛性の場合もあります。 主に10~12歳をピークに発症しスポーツ活動の盛んな男子に多くみられ、膝の痛みや動作に伴う痛みなどの症状が起こります。
(症状) 膝蓋骨の上外方部が2つや3つに割れた分裂部に炎症が起き、ズキズキした痛みを伴います。 膝の曲げ伸ばしにはお皿が押し付けられるような力や、大腿四頭筋の牽引力が加わり、痛みが起こり、ジャンプなど運動強度が増すと痛みが増します。 また、押さえると痛みが起こり、分裂部に一致した圧痛がみられます。
(原因) 膝蓋骨が成長段階でしっかり癒合していない段階で膝の曲げ伸ばしなど繰り返される運動ストレスにより起こります。 また、事故や転倒などにより膝蓋骨部を打撲など外力が加わった際に発症する場合があります。
(検査と診断) 分裂を起こしている部分に圧痛や叩打痛がみられます。 レントゲンやエコーなどで見ると分裂部が確認できます。 (治療) 保存療法 炎症が起き、痛みがある場合はスポーツなどを中止し、安静にし、炎症部位にアイシングを行います。 包帯やサポーター、テーピングなどで患部にかかるストレスを軽減させます。 また、大腿四頭筋のホットパック、超音波などの温熱療法とストレッチングを行い筋肉の緊張を弛めるようにし治療を促進させます。
3ヶ月以上の保存療法で解決しない難治例では、手術適応となります。
当院では、西洋医学や東洋医学など多角的に症状がどこからきているのか全身見立てで、症状改善を図ります! 崩れてしまっているバランスを整えるため、手技療法を加えて、全身的に体をよくします。 また、超音波、微弱電流、ハイボルテージ等、物理療法を個々の症状に合わせて行い、疼痛緩和、筋緊張の緩和、組織の早期回復を促進させます。 その後運動療法として再発防止、体の機能、使い方の向上のため、セルフストレッチ、チューブトレーニング、歩行や動作指導等、運動指導を行います! |
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