筋膜性頭痛


2020/5/8

筋膜性頭痛

筋膜性頭痛

 

頭痛は、病的なものや、神経、ホルモンバランスの崩れからくるもの、

気圧の変化など多くの原因がありますが、特に理由もなく現れる頭痛のほとんどは首の筋肉から由来する痛みであることも少なくありません。

 

(原因)

頭痛に関係する筋肉に僧帽筋があります。

僧帽筋は後頭部の辺りから肩、背中までに付着する筋肉です。

日常生活やスポーツ活動における肩、背中へのストレスはやがて頚へと影響します。そうなることにより、頭部を包んでいる膜を引っ張ってしまったり、頭部への血液循環を阻害してしまうなど、この頭痛の要因は多くありますが、長時間の同一体位、眼精疲労のほか、精神的なストレスに起因することが非常に多いとされています。

 

(症状)

その痛みの特徴は、頭全体が締めつけられるような不快感のある鈍痛ですが、ひどくなると頭が過敏状態になり割れるような痛みを伴います。また、筋膜性の頭痛では運動や筋温の上昇に伴い一時的に筋肉が緩むことにより症状が軽減したり、改善したように見えることがあります。しかし、再び筋肉が固まり、動作の制限や血液循環の不良、神経の通りが悪くなることにより症状をぶり返してしまうことが少なくありません。そのため、慢性的に頭痛に悩まされてしまいます。

 

(治療)

筋膜性頭痛は主に頚や肩周りの筋肉のトラブルによるものになりますが、体は一つ一つの動きにそれぞれの筋肉の協調性(連動)により行われています。そのため、体全体のバランスを整える必要があります。有効なのは、ストレッチやマッサージによって首や肩周りを中心に筋肉の緊張をとり、血液循環の促進させ神経の通りをよくすることが重要です。また、不良姿勢の改善のため、エクササイズや動作トレーニングを行い改善することもひつようになります。

 

当院では、西洋医学や東洋医学など多角的に症状がどこからきているのか全身見立てで、症状改善を図ります!

崩れてしまっているバランスを整えるため、手技療法を加えて、全身的に体をよくします。

また、超音波、微弱電流、ハイボルテージ等、物理療法を個々の症状に合わせて行い、疼痛緩和、筋緊張の緩和、組織の早期回復を促進させます。

その後運動療法として再発防止、体の機能、使い方の向上のため、セルフストレッチ、チューブトレーニング、動作指導等、運動指導を行います!




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