2020/7/21
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ヘバーデン結節 |
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へバーデン結節 手・指の症状 指の第1関節(DIP関節)が変形し曲がってしまう原因不明の疾患です。第1関節の背側の中央の伸筋腱付着部を挟んで2つのコブ(結節)ができるのが特徴です。この疾患の報告者へバーデンの名にちなんでヘバーデン結節と呼ばれています。変形の程度には個人差があります。 症状 示指から小指にかけて第1関節が赤く腫れたり、曲がったりします。痛みを伴うこともあります。母指(親指)にもみられることもあります。第1関節の動きも悪くなります。また、痛みのために強く握ることが困難になります。第1関節の近くに水ぶくれのような透き通ったでっぱりができることがあります。これをミューカスシスト(粘液嚢腫)と呼びます。 原因 原因は今のところ不明です。一般に40歳代以降の女性に多く発生します。手を良く使う人にはなりやすい傾向があります。遺伝性は証明されてはいませんが、親や先代にヘバーデン結節ニなっている人は、発生する可能性があるとされているため、指先の使い過ぎに注意する必要があります。 診断 第1関節の変形、突出、疼痛があり、X線写真で関節の隙間が狭くなったり、関節が壊れたり、骨棘(こつきょく)があれば、へバーデン結節と診断できます。 治療 保存的療法としては、固定をしたり局所の安静を図り、急性期では少量の関節内ステロイド注射(特にトリアムシノロンは有効)なども有効です。 保存的療法で痛みが改善しないときや変形がひどくなり日常生活に支障をきたす場合は、手術を考慮します。 予防 第1関節が痛むときは安静にしましょう。痛くても使わなくてはならないときは、テーピングがお勧めです。普段でも指先に過度な負担が生じることを避けましょう。
当院では痛みがあり症状が強い場合、微弱電流により疼痛のコントロールを行い、超音波治療器により組織を活性させ状態を良くします。 また、手指や上肢帯を含め、患部およびその周囲の治療を行い、 疼痛緩和はもちろんバランスを整える治療を行います! |
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