膝の痛みの患者さん


2020/9/21

膝の痛みの患者さん

当院に膝の痛みにより通院してくださったていた患者さんの症例をご紹介させて頂きます。
 
中学2年生でサッカーをしており、オスグットシュラッター症候群の疑いがありました。
症状は主にボールをキックするときや走ったりなど運動時に出現していました。
 
当院の治療として、まず、痛みの原因を見立てることに重点をおき、そのうえで全身治療を
行い身体全体のバランスを整え症状の改善を図ります。
 
主に大腿四頭筋の筋緊張を取り除くこと、また患部にかかるストレスを軽減させるために股関節周囲の筋肉や背部の筋肉を解していくことをメインに治療を開始しました。
 
練習は出来る範囲でプレーしてもらい、約1週間で痛みは半分程度まで軽減し、こなせる練習量もあがりました。その後、膝関節周囲へパルス電流による物理療法を行い膝蓋腱の状態向上を図りました。
 
2~3週間は痛みが増したり、落ち着いたりを繰り返し、治療効果や練習量に対して身体に変化や波が見られました。
その間の治療も患部の疼痛緩和のため大腿四頭筋のケア、患部の痛みもある中でも、下肢の機能を向上させ機能的に問題のないような状態にするため腰背部、股関節周囲、下腿へ手技やストレッチを中心に治療していきます。
 
約1ヶ月経過すると痛みもほとんど改善され全力プレーで試合や練習をこなせるレベルまで
回復することができました。
 
 
このようなスポーツ障害の場合で成長期特有の障害は器質的回復には長期を要しますが、
機能的に回復させることは、適切な治療を行うことにより可能になります。
是非当院で治療を受けてみてはいかがでしょうか!
 



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