肘の痛みの患者さん


2020/9/22

肘の痛みの患者さん

当院に通院される80代女性の肘の痛みについてご紹介させて頂きます。
 
お掃除や草むしりなど、ご自身の身の回りの手入れや地域のボランティア活動と高齢ながら多くの活動をしており大変元気な方です。
 
もともと足部の痛みで来院されていましたが、ある日モップ掛けや草むしりなどの疲労により
肘の内側を痛めてしまい、恐らく疲労の蓄積による内側上顆炎が疑われました。
 
治療は主に前腕の屈筋(手を握る筋肉)の筋緊張の緩和や、肘の痛みによって肩や腕と
力が入ってしまう部分を解すことを重点的に行います。
 
また、東洋医学的な治療も取り入れ、経穴(ツボ)や経絡(ながれ)に刺激を加えることにより
患部を触らずに患部の痛みを取り除く、遠隔的な治療も行いました。
治療後はその日の用途に合わせ、湿布や軟膏を施し症状の改善に努めました。
 
治療を開始し4日ほどで筋緊張も緩和し、症状も改善されました。
現在は再発防止のため肩周りの機能向上や筋の緊張を残さないための
手技治療を行い経過を観察しております。
 
 
 



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