足関節の痛みの患者さん


2020/9/26

足関節の痛みの患者さん

今回は足関節捻挫の疑いで当院に通院されていた20代女性の症例をご紹介させて頂きます。
 
仕事中に左足関節を捻ってしまい痛めたとのことで来院されました。
歩行はやや困難な状態で炎症症状も強くみられていました。
 
治療初期は手技療法を患部周囲の筋肉に行い、患部へのストレス軽減や患部周囲の関節や筋の昨日を向上させ機能的問題が生じさせないために行います。
また、微弱電流を患部におこない、損傷してると思われる組織の回復と疼痛のコントロールを行います。
加えて、足関節を固定および機能させやすくするためテーピングを行い患部をサポートします。
 
翌日、患部を庇ったことにより右のアキレス腱に痛みが出現。
この症状を改善させるため、腹らはぎを中心に殿筋、大腿に手技療法を行いました。
ここも足関節アキレス腱のサポートテープを行いサポートを行いました。
 
約10日で左足関節の痛みも軽減し始め、それと同時に右アキレス腱の痛みも軽減し始めました。
その後も週3回の治療を継続し、3週間ほどで足関節の痛みも消失し、機能も戻りました。
 
アキレス腱の痛みは、左足関節の捻挫より治療期間を要しましたが、受傷から約5週ほどで症状は改善され機能的にも問題ない範囲まで回復しました。
 
当院の治療として、まず、痛みの原因を見立てることに重点をおき、そのうえで全身治療を行い
身体全体のバランスを整え症状の改善を図ります。
また、手技療法の治療効果を向上させるため、症状に合わせ微弱電流、超音波、ハイボルテージなどの物理療法を行います。



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