ギックリ腰の患者さん


2020/10/6

ギックリ腰の患者さん

今回はギックリ腰で来院されていた40代男性の症例をご紹介させて頂きます。
 
運動が趣味でランニングやサイクリング、ゴルフなど日々体を動かすことが好きな方で、
出勤前や休日などはアクティブ過ごすのが好きな方です。
朝、寝起きにギックリ腰を患い、過去にも何度かギックリ腰を患っており、
初回よりはひどくないとのことでしたが症状の強い状態で来院されました。
 
 
当院の治療として、まず、痛みの原因を見立てることに重点をおき、そのうえで全身治療を
行い身体全体のバランスを整え症状の改善を図ります。
 
治療初期はストレッチは簡易的に行い、マッサージを中心に手技治療を行い、背中、下肢を中心に肩周りなど、筋の緊張を緩めていき、身体の動かしやすさを改善していきます。
物理療法ではパルス電流を腰部や臀部に行い、症状改善を図ります。
 
また、患部の動きやすさや患部へかかるストレスを軽減させるために
テーピングによるサポートも行いました。
運動はストレッチとウォーキングのみに制限。
 
1週間ほどで仕事中など痛みは残存するものの、軽減してきたところで、
ストレッチによる治療も以前より多く取り入れ症状改善のため動きを出していき、
セルフストレッチもお伝えさせて頂き、日々のセルフケアの向上を図ります。
運動も5割程度で許可していきます。
 
その後3週間ほどで症状も改善してきましたが、4週目で症状が再度ぶり返してしまいました。
運動制限を行いながら1週間経過するとまた症状も改善されてきました。
 
6週目、状態がかなり回復したところで骨盤と背骨を動かし、機能を向上させるための
エクササイズを伝えさせて頂き、身体を上手く使うための動作訓練等を開始します。
 
治療開始から約2ヶ月程で症状も改善し趣味の運動もトラブルなく行えるようになりました。



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