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 (脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・腰椎すべり症・慢性腰痛・筋膜性腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛)
  
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2020/10/19

腰椎椎間板ヘルニアの既往歴がある患者さん

今回は腰椎椎間板ヘルニアの既往歴がある患者さんの症例をご紹介させて頂きます。
 
20代男性で以前に腰椎椎間板ヘルニアを患い、今回はトレーニングをしていて腰痛や下肢の
しびれを訴え来院されました。
在宅勤務で主にデスクワークで身体の歪みも強く出ていました。
 
当院の治療として、まず、痛みの原因を見立てることに重点をおき、そのうえで全身治療を
行い身体全体のバランスを整え症状の改善を図ります。
 
治療初期はストレッチは簡易的に行い、マッサージを中心に手技治療を行い、腰背部、殿筋を中心に肩周りなど、全体的に筋の緊張を緩めていき、身体の動かしやすさを改善して
いきます。
物理療法ではパルス電流を腰部や臀部に行い、筋緊張の緩和や、神経を整え症状改善を図ります。
 
 
 
また、患部の動きやすさや患部へかかるストレスを軽減させるために
テーピングによるサポートも行いました。
神経症状が抜けるまで運動制限をかけ、運動はストレッチとウォーキングのみに制限。
 
治療開始1週間ほどで仕事中など痛みは残存するものの、軽減してきたところで、
ストレッチによる治療も以前より多く取り入れ症状改善のため動きを出していき、
セルフストレッチもお伝えさせて頂き、日々のセルフケアの向上を図ります。
運動も5割程度で許可していきます。
 
その後3週間ほどで症状も改善していき、4週目でも症状が再び強くなる日があるなど
しましたが順調に回復し、運動制限を行いながら1週間経過するとごとに症状も改善されて
きました。
 
6週目、状態がかなり回復したところで骨盤と背骨を動かし、機能を向上させるための
エクササイズを伝えさせて頂き、身体を上手く使うための動作訓練等を開始します。
 
治療開始から約2ヶ月程で症状も改善し趣味の運動もトラブルなく行えるようになりました。
 
今回の患者さんは回復が早く状態も改善されましたが、ヘルニア、分離症、狭窄症など
治療に長期間を有する場合もありますので早めの治療を受けましょう。
 
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