2020/11/2
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背部の筋挫傷の患者さん |
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今回は背部の筋挫傷により来院されていた患者さんの症例を紹介させて頂きます。 40代男性で草野球をしており、スイングした際、振り終わりが大きくなってしまい、 振り切った際に脇腹から背中にかけて痛めてしまったとのことで来院されました。 治療は、患部にできる限りストレスを掛けないため、患部周辺の組織の機能を 向上させることをメインに行っていき、肩甲骨、鎖骨、上腕骨の協調性が取れるように するためなど、背中、下肢の治療も含めた全身治療を行っていきます。 筋緊張を緩和させるため、マッサージやストレッチなど手技療法を中心におこなっていき、 状態を改善していきます。 低周波の電気治療や、微弱電流を患部におこない、損傷してると思われる組織の 回復と疼痛のコントロールを行います。 超音波治療器による温熱効果により組織の回復、筋緊張の緩和など、物理療法もおこない、 手技療法による治療効果に相乗効果を与え症状の改善を図ります。 治療は週2回行い、 治療開始1週間で患部の痛みも軽減し、治療の良い反応が見受けられました。 2週間ほどで痛みは軽減するものの痛みは残存、違和感もやや残存するといった 状態でした。 3週間ほどで痛みは消失し、違和感がやや残存するものの状態は回復傾向でした。 4週間で違和感も消失し、スイング等問題なく行える状態まで回復しました。 思います。 しっかりとウォーミングアップを行いましょう!
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