2020/11/6
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ギックリ腰でいらした患者さん |
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今回はギックリ腰でいらした患者さんの症例をご紹介させて頂きます。 50代女性でパートで介護支援の仕事をされている患者さんで、 仕事中に上体を回した際に痛めてしまい来院されました。 当院の治療として、まず、痛みの原因を見立てることに重点をおき、そのうえで全身治療を 行い身体全体のバランスを整え症状の改善を図ります。 治療初期はストレッチは簡易的に行い、マッサージを中心に手技治療を行い、腰背部、殿筋を中心に肩周りなど、全体的に筋の緊張を緩めていき、身体の動かしやすさを改善して いきます。 物理療法ではパルス電流を腰部や臀部に行い、筋緊張の緩和や、神経を整え症状改善を図ったり、微弱電流を患部におこない、損傷してると思われる組織の回復と疼痛のコントロールを 行います。状態に応じて物理療法もおこない手技療法による治療効果に相乗効果を与え 症状の改善を図ります。 また、患部の動きやすさや患部へかかるストレスを軽減させるために テーピングによるサポートも行いました。 股関節周囲の筋や大腿の筋、足底など下肢の機能を向上させ、患部に加わる ストレスを軽減させるため患部外の治療も同様に行っていきます。 治療は仕事と並行しながら行い、週3回来院をして頂きました。 治療開始1週間は、治療後の症状軽減は見られるものの翌朝には症状が出現している 状態でした。 2週間が経過し、症状が軽減し、再び強く出る事が少なくなりました。 3週間が経過し、症状はあるものの仕事等に支障が出ない状態まで回復し、 5週間経ち、症状は改善され、痛みは消失し、トラブルなく生活をおくれる状態まで 回復しました。 早期に治療することにより、予後は変わってきます。 適切な治療を受け、身体にトラブルなく楽しい毎日を過ごせるようにしていきましょう! |
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