腕の痛みで来院されていた患者さん


2020/11/24

腕の痛みで来院されていた患者さん

今回は、上腕二頭筋(力こぶの筋肉)の痛みで来院されていた患者さんの
症例をご紹介させて頂きます。
 
30代男性で久しぶりのトレーニングで、高強度のトレーニングを行い、
上腕を追い込んだら腕が痛く肘の曲げ伸ばしなどができず、日常生活も
まばならないとのこでした。
 
 
状態として、上肢帯の筋肉の過緊張と上腕の屈筋軍の挫傷が疑われました。
 
治療は患部の周囲の筋緊張を緩和させ患部にかかるストレスおよび患部のトラブルによる
ストレスを改善するため、マッサージやストレッチなど手技療法を中心に背中から手にかけて
おこなっていき、患部の状態を改善していきます。
微弱電流(身体に流れる電気(生体電流)にとても近い電流により、炎症や痛みのある部分の
電気配列を整え、痛みを取り除き細胞の回復を促します。)を行い疼痛のコントロールを
行います。また、ハイボルテージによって高電圧の刺激を入れることにより、
筋の過緊張を取り除くとともに、神経にブロックをかけ痛みの閾値を上げます。
 
 
治療は週4回行いました。
治療開始3日間は手技療法に加え微弱電流による疼痛のコントロールおよび
組織の状態の向上を図りその後ハイボルテージによる筋肉の過緊張緩和のため、
物理的にアプローチを行いました。
 
治療開始1週間でほとんど痛みは改善され可動域の制限が残る状態でした。
 
2週間が経過し、可動域も改善され動作に問題はないほどに回復しました。
 
組織はまだ痛んでいる可能性がある為、運動制限をし回復に努めてもらいました。
 



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