2020/12/2
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四十肩の患者さん |
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今回は四十肩による肩の痛みを訴えて来院されていた患者さんの症例を ご紹介させて頂きます。 40代女性で主婦をしており、以前から肩に痛みを感じており数か月放置してしまい、 ある日、起床して伸びをしようとした際に肩の可動域の制限及び、強い痛みを感じ 当院に来院されました。 当院の治療として、まず、痛みの原因を見立てることに重点をおき、そのうえで全身治療を 行い身体全体のバランスを整え症状の改善を図ります。 治療は状態に合わせ、患部中心に肩甲骨、鎖骨、上腕骨の協調性が取れるように するためのみの治療、また、原因でもある背中、下肢の治療も含めた全身治療を 行っていきます。 筋緊張を緩和させるため、マッサージやストレッチなど手技療法を中心におこなっていき、 患部の状態を改善していきます。 パルス電流(針刺激に似た電気を流すことにより筋緊張の緩和を図る)や ハイボルテージによる電気治療や、超音波治療器による温熱効果により 組織の回復、筋緊張の緩和など、物理療法もおこない、 手技療法による治療効果に相乗効果を与え症状の改善を図ります。 治療開始から1ヶ月ほどで痛みは半分ほどまで軽減しましたが可動域制限は 残った状態でした。 2ヶ月経過し、痛みはかなり軽度なものまで軽減し、肩可動域も当初140度ほどまで しか上がらなかったのが150度ほどまで改善しました。 セルフストレッチも伝え、自宅でも取り組んで頂きました。 3ヶ月が経過し、痛みはほぼ消失し、家事の量や疲労度によって時おり 出現する程度まで改善が見られました。可動域も160度まで上がるほどに回復した ところから徐々にエクササイズをお伝えさせて頂き、可動域向上に向けて取り組んで 頂きました。 治療開始から5ヶ月で痛みは消失し180度まで上がるまでに回復しました。 |
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