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2021/3/15

花粉症について

花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などの
アレルギー症状を起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。
アレルギー性鼻炎は、原因物質(アレルゲン)の種類によって2つに分類されます。

その一つが、通年性アレルギー性鼻炎といい、アレルゲンが一年中あるので、
症状も一年中あります。
主なアレルゲンとして、ダニ・家の中のちり(ハウスダストなど)・ゴキブリなどの昆虫、
ペットの毛・フケなどがあります。

通年性アレルギー性鼻炎と花粉症の両方に悩む人や、複数の花粉に反応する人も増えており、ほぼ一年中くしゃみ・鼻水・鼻づまりや目のかゆみ・異物感に悩まされるという人も少なくありません。

花粉症はなぜ起こるのか、 

・体内に、“花粉”という異物(アレルゲン)が侵入するとまず、それを受け入れるかどうかを考えます。

・排除すると判断した場合、体はこれと反応する物質をつくる仕組みをもっています。この物質を「IgE抗体」と呼びます。 

・抗体ができた後、再び花粉が体内に入ると、鼻や目の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合します。
その結果、肥満細胞から化学物質(ヒスタミンなど)が分泌され、花粉をできる限り体外に放り出そうとします。

・そのため、くしゃみで吹き飛ばす、鼻水・涙で洗い流す、鼻づまりで中に入れないよう防御するなどの症状が出てくるのです。

そんな花粉症でお困りの方は、多くいらっしゃるのかなと思います。
インケアの1つとして栄養面のお話をさせて頂きます! 

 

腸内環境を整える

免疫機能を高めるには腸内環境を整えることが大切です。
腸は免疫機能に大きく関係しています。

腸内環境を整えることが期待できる乳酸菌や、便秘予防が期待できる食物繊維などを
しっかりと摂ることが大切です。

近年花粉症が増えている要因のひとつとして、ストレスによる免疫機能の低下があると
言われています。また、ストレスによって活性酸素という物質が作られるのですが、
この活性酸素がかゆみを増やすともいわれています。

この活性酸素の発生をおさえるはたらきがあると言われているのが、
ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEの3つのビタミンです。

特にビタミンCはストレスにより必要量が高まるとされています。
水に溶けやすいビタミンのため、汗や尿などで体外に排泄されやすいため、
意識して摂取すると良いかと思います。

「これを食べておけば花粉症が解消される!」という食べ物はありません。
また、免疫機能ひとつとっても実にさまざまな栄養素が関連しています。 

腸内環境を整えることやビタミンACEをとることもとても大切なポイントですが、
食事はバランスよくを意識することが基本です。

ごはんやパン、麺などの主食・お肉、お魚、たまごなどの主菜・野菜、きのこなどの副菜をそろえることを意識して食事をされてみてはいかがでしょうか!

花粉症に限らずですが、咳やくしゃみは、頚、背中、にストレスを掛け
頭痛、肩こり、腰痛の原因となります。

花粉症対策も行い、身体のトラブルを防ぎましょう!

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